2020.06.04
[ お手入れ方法・メンテナンス ]
まな板削り直しの目安
まな板を削り直しに出す目安はどれくらい?とお客さまからご質問をいただくことがあります。
はっきりした基準がないので迷いますよね。
大前提として、気になった時に出していただければ大丈夫!なのですが、ひとつだけ、削り直しのデメリットとして、削り直すとその分(ミリ単位ですが)少しずつまな板が薄くなるので、そこが迷いどころでもあります。
個人的には、木のまな板はどんな種類の木であっても、いずれは切り跡や黒ずみなどが生じるものなので、包丁の切り跡や軽い黒ずみなどは、すぐに削り直さなくてもある程度そのまま使い続けていただいて大丈夫だと考えています。
黒ずみに関しては、検査機関に検査をお願いした結果、人体にまったく害のないものとご報告受けていますので、この点はご安心くださいね。
ただし例外として、まな板の一部がくぼんでしまった時や歪んでガタガタする場合には早めに出していただいた方が良いです。
こういう場合は少し削り直すだけで済むことも多く、早めに直してしまったほうが使いやすくなります。
加えて、黒ずみがあまりにも進んでいる時も削り直したほうがさっぱりして気持ち良くお使いいただけると思います。
そして、最後になってしまいましたが、薄くなってもなるべく新品に近い状態を常にキープしたいとお考えのお客さまは、遠慮なくいつでもお気軽にご用命ください。
ここはお好みの部分だと思いますので、いつでも承ります。
「いちょうの木のまな板」の削り直しについての動画はこちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=nDAnd9XhC2M
一覧へ