2018.06.05
[ お知らせ ]
オリジナルまな板の製作
「ヨシタ手工業デザイン室」さんがデザインされたまな板 「てがかり」の製作を担当させていただきました。
「てがかり」はその名前の通り、手を掛けて片手で持上げやすいように考えたフォルムが特徴。
また、手をかけることで自分の道具に育てて欲しいという思いがこめられたネーミングでもあります。
先日開催された国際見本市 interiorlifestyle TOKYO にて発表され、多くの方にご覧いただいたとのことで、製作担当として大変嬉しかったです。
いちょうの木の一枚板を使用し「かく型」「まる型」の2タイプ、それぞれ2種類の大きさ合計4種類を製作しました。
「かく型」大はメインで使える大きさ。小はサブとしての使用や、一人暮らしなど少量の料理に向いています。斜めに削ぎ落とされた 大きな円弧側は、指を入れ片手でまな板を持ち上げるときに有効です。直線側を下にして立て掛けて干すと安定します。
「まる型」テーブルの上でも使っていただけるよう、角型よりも小ぶりなサイズになっています。
果物の皮を剥いて切り分けたり、薬味を刻んだり、そのままプレートのように使えます。 左右に指がかりがあり両手でも持ちやすいフォルムです。
今秋発売開始予定のいちょうの木のまな板「てがかり」。
詳細は改めてご案内いたします。
「ヨシタ手工業デザイン室」吉田守孝氏:プロフィール
石川県小松市生まれ。金沢美術工芸大学工業デザイン科を卒業後、(財)柳工業デザイン研究会に入所。柳宗理氏に師事、デザインと民藝を学ぶ。
財)柳工業デザイン研究会所員として、佐藤商事(株)「柳宗理デザイン」シリーズのステンレス鍋、フライパン、キッチンツール、ストレーナー、カトラリー、包丁、耐熱ガラスボール等の製品デザインに関わる。
2011年12月にヨシタ手工業デザイン室を設立。「ステンレスラウンドバー」素材を使用したキッチンツールや包丁、リサイクルの陶磁器を使用した「トリップウエアー旅するうつわー」シリーズなどのデザインを行う。http://www.yoshitadesign.com
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