木製品ができるまで木製品ができるまで

メッセージ

トントントン、トントントン。野菜を切ると、キッチンに広がる心地よい音。
woodpeckerがつくる「いちょうの木のまな板」は刃当たりのやさしさ、弾力性がおどろくほどに違います。
そして、ただ切りやすいだけじゃなく、ぬくもりを感じる手ざわりと白く美しい木肌、すがすがしい香りも、いちょうの木の魅力。
料理はまな板でもっと楽しく、快適になる。そんな新たな発見と喜びを原点に、さまざまな暮らしの道具たちを生み出してきました。
私たちは今日も、木と向き合い、ものづくりに励んでいます。

いちょうの木の
まな板ができるまで

step1

材木の買付け

国内外の良質な無垢材が集まる材木市場で、材木を仕入れます。丸太の状態で競り落とすため、確かな目利きが必要。woodpeckerでは、祖父の代から信頼を寄せている材木仕入れのベテランの力を借りて、高品質な材木の確保に努めています。

step2

製材・乾燥

丸太を一枚板に製材してから風通しの良い倉庫で立てかけた状態で天然乾燥させます。木は伐採後も内部に多くの水分を含んでいるため、十分に乾燥させることが欠かせません。適切な含水率にすると、後の収縮やひび割れを防ぐことができます。

step3

木取り

次に木取りを行います。木取りとは、木材を見てどのデザイン・サイズで製作するかを考え、採材位置や採断手順を決めること。できるだけ歩留まりを良くすることで無駄のないモノづくりを目指します。

step4

鉋がけ

最適なサイズに木材をカット。さらに一つひとつ、鉋がけをして表面を削り、厚みを均一にします。

step5

成型

適材適所に切り出された木材に繊細な切削加工を施し、デザインを再現。側面や縁にも施したやわらかな曲線はwoodpeckerのまな板の特徴。こうした意匠も、熟練した職人の手仕事によって生み出されます。

step6

研磨

成型された製品の木地研磨を行います。この工程をおろそかにすると、美しく、しっくり手になじむ仕上がりを得ることができません。まな板を使ってくださるお客様を思いながら、心を込めて仕上げていきます。

step7

仕上げ

いちょうの木肌そのままの美しさを生かすwoodpeckerのまな板は、塗装を行いません。仕上げ工程では数種類のサンドペーパーを使い分け、職人が納得できる仕上がりになるまで、表面を磨き上げます。

オイル仕上げ

商品によっては、木の表面に植物油を塗りこむオイル仕上げを行います。woodpeckerで使うオイルは亜麻仁油など、赤ちゃんが舐めても害のない天然素材。木の質感、香りはそのままに、しっかりと表面を保護し、商品を汚れや傷から守ります。

暮らしと自然を木でつなぐ